豊北ユニバーシティ
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2014.10.23 Thursday
10月15日(水)、1・2年生を対象に「豊北ユニバーシティ」が行われました。名古屋大学、名古屋工業大学、名古屋市立大学、愛知教育大学、愛知県立大学、静岡大学、岐阜大学、三重大学から講師を招き、本校で授業を行っていただきました。生徒は24講座(詳細は下記)の中から興味のあるテーマを選んで受講しました。大学の先生から専門的な講義や大学生活などについて聞いて、勉強に対するモチベーションが上がったり、進路について真剣に向き合うようになった生徒も多いようです。以下は生徒の感想です。
生徒の感想より(一部をまとめたもの)
- 講義のテーマにある作業療法について私は全く知りませんでした。でも、話を聞くと幅広い分野で活躍していることが分かりました。この職業に就くにはいろいろなことを学び、人とのコミュニケーション能力を高めていくことが大切だと思いました。
- 元々宇宙や惑星について興味があったのですが、就職などを考えていくうちに何となく電気工学の道に進もうと思うようになりました。しかし、今回の豊北ユニバーシティで新しい自分の可能性を見つけることができたので、自分の将来についてこれからじっくり考えていきたいです。
- この講義を聞いて物理学に対する興味を持つことができて良かったです。理系科目をもっと頑張ろうと思いました。
- 「なぜ勉強は親も子どもも負担がかかるのにやるのか?」が今回のテーマでした。国(みんな)が私たちの教育費を「支払ってくれている」ため、真面目に授業を受け、どのように生きていくか考えていく必要があると思いました。
- 最近は高齢者・災害弱者の方が増えてきているので、そのような方々の情報をより多く把握しておくことが大切だと思った。今回学んだことを今後しっかりと生かしていきたいと思う。
- 車はアクセルを踏んだら進んでハンドルを回せば曲がる単純なものだと思っていました。でもよく考えてみると、進む道ごとにギアチェンジをしたり、曲がるときに左右のタイヤの回転数を変えないと上手く曲がらなかったり、複雑なことが沢山ありました。これから機械工学の道に進むためにもっと機械について知らないといけないと思いました。
- 作業療法とは患者の状況に応じ、その人がその人らしい生活を送れるように働きかけるというものであるということが分かりました。患者の生活そのものに直結する分、責任が大きく、やりがいもあると感じました。とても興味深く、進路の幅も広がりました。
- 宇宙はまだ謎だらけで大学での研究は初めから証明されていないことを元に勉強するのだそうです。僕はそのことについて興味を持ちました。その中に新たな発見があって世紀の大発見になるのだと思いました。
- 学生フォーミュラの話にとても興味を持った。自分たちで自動車の設計をしたり、部品を作ったりしているので、大学では学生フォーミュラをやってみたいと思った。
講義テーマ一覧
生活に身近な機械から学ぶ機械工学 高齢者とコミュニケーション 中国古典詩の多様性 自動車一台、つくります 大乗仏教の起源を考える。 ESDと大学での学び 看護の視点からの災害対策 「ニューガラスと光」 樹木の分類と種同定 海洋における生物地球化学的循環 企業の財務諸表と(成績表)の存在意義を考える 教育を『負担』に思っているのは誰? 作業療法について、その概論 天気予報のしくみ 人に優しい製品・システム開発のために―人間工学入門 システムは空気、マネジメントは緑
―社会のシステムをマネジメントする技術と私たちの生活―惑星系の形成における謎 超音波の基礎と応用(ソノケミストリー) 恋する思いをどのように語るか 中世フランス文学の場合 情報ネットワーク社会と民主主義 地球環境を守るための身の回りの電力変換技術 子どもと絵本 「身近な高分子と複合材料」 子どもの歴史はワンダーランド!?―近世代のヨーロッパにおける子育て―